能 鞍馬天狗
4月13日(土曜日)楽水園と住吉神社で、「住吉楽祭」という新しいお祭りを立ち上げます。
そのイベントの一つに4月13日15時から住吉能楽堂で開演する能「鞍馬天狗」があります。
「花見」を物語の舞台と設定した春らしい演目のあらすじは…
あらすじ
春の鞍馬山、僧(ワキ)が大勢の稚児を連れて花見にやってきますが、その席に怪しい山伏(前ジテ)が上がりこんできます。僧は山伏の不作法な振る舞いに、花見は延期として稚児たちとともに去ってしまいます。山伏は人々の心の狭さを嘆きますが、しかし稚児の一人である牛若丸(子方)だけはその場に残っており、山伏と親しく語り合います。牛若丸の境遇に同情した山伏は、ともに桜の名所を巡り廻り、最後に自身が鞍馬山の大天狗であることを明かして姿を消します。
翌日、約束通り鉢巻・薙刀を携えて牛若丸が待ち受けていると、各地の天狗たちを引き連れた大天狗が登場します。牛若丸の自分を想う心のいじらしさに感じ入った大天狗は、黄石公と張良の逸話を語り聞かせた後、兵法の奥義を牛若丸に相伝するのです。袖を取って別れを惜しむ牛若丸に、戦場での守護を約束して、大天狗は去っていくのでした。(Wikipediaより)
福岡市の有形文化材である住吉能楽殿で、春のひと時、能を楽しんでみませんか。