皆さんご機嫌いかがですか？スタッフの松浦です。

福岡県では緊急事態宣言発出中のため楽水園は休園中ですが、
私たちスタッフは再開に備えて庭の手入れを怠らず日々清掃に励んでいます。

さて、

先日ちょっと面白いものを見つけました。
イロハモミジの緑陰が濃くなり始めるこの時期、
その緑の中に鮮やかに赤く色づいた花のようなものが見られますが、

実はこれ「種」なのです。

写真のように竹とんぼのような形をした種は「翼果・よくか」と呼ばれ、
枝から落ちるとクルクル回転しながら風に乗ってより遠くへと飛び、
生存範囲を広げようとするモミジの生存戦略が形になったものなのだそうです。

で、

先日見つけたのが次の写真です。

なんと三枚翼の翼果です。

突然変異なのでしょうか。
翼を増やしてもっと遠くへ種を飛ばそうという逞しいイロハモミジの
進化の試みの一過程なのかもしれませんね。

たとえばヘリコプターの翼などにも二枚三枚四枚とバリエーションがありますし、
イロハモミジの翼果にもいつかバリエーションが加わるのかも？
夢は膨らみますね。

追伸、

「四つ葉のクローバー」ならぬ「三つ翼の翼果」を見つけたので、
おお、幸運が飛んできた？ということで宝くじを買ってみました。

でも案の定当たりませんでした。

三つ翼になったせいでむしろ幸運は遠くへ飛んでいったようです。とほほ（笑）